事業紹介
日本の地下開発を支えてきた、精研独自の地盤凍結技術
国立科学博物館の「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」は、日本の科学技術の発展を示す貴重な技術や製品を選定し、歴史的価値とともに後世へ伝えていくための登録制度です。
株式会社精研が長年にわたり研究・開発してきた地盤凍結技術から、「地盤凍結装置」「凍結速度制御式凍上試験機4号機」「現場造成凍土壁の可視化システム」の3つの技術資料が登録されました。
これらは、地盤を人工的に凍結する技術を、「確実に凍らせる」「事前に予測する」「施工中の状態を把握する」という高度な技術へ発展させ、都市部の精密土木工事や大深度地下開発における安全性・信頼性の向上に貢献した技術です。



3つのポイント
地盤凍結装置
第00330号|安定した地盤凍結を実現
移動式地盤凍結ユニット「US110H-3」をはじめ、断熱限定式‧削孔式の凍結管、⼝元パッカーなど、現場の条件に対応する地盤凍結技術を体系化。⼯期‧コスト‧品質の改善、対象深度以外の不要な凍結膨張の抑制、被圧地下⽔がある現場での確実な⽌⽔を実現し、⼤規模な精密⼟⽊⼯事を⽀えました。
凍結速度制御式凍上試験機 4号機
第00331号|凍結膨張を定量的に予測
任意の応⼒場‧温度場における地盤の凍結膨張率を定量的に測定できる試験装置。地盤凍結⼯法における凍結膨張を事前に精度よく予測することで、定量的な設計と確実な施⼯管理の確⽴に貢献しました。
現場造成凍⼟壁の可視化システム
第00332号|地中の凍⼟壁を「⾒える化」
現場の遠隔監視による実測データと数値解析による熱解析シミュレーションをリンクさせ、施⼯中の凍⼟壁の形成状況を可視化。地中の凍⼟壁や地盤改良範囲を把握できることで、施⼯状況をリアルタイムに確認し、⼯事の安全性を⼤きく⾼める技術へと発展しました。
精研の半世紀以上にわたる独⾃の研究と技術開発は、「測る‧凍らせる‧⾒える化する」技術へと進化し、今も社会インフラ整備と地下空間創造の安全を⽀え続けています。
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